Grid Merino Earmuff Cap
¥13,200
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https://www.ridge-mountaingear.com/
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Introduction

【冬の山で、頭と耳の「ちょうどいい」が見つからない】
冬の登山やハイキングでは、体温の調整が最も重要です。
特に頭部と耳は風を直接受けやすいため、冷えやすい部分です。そのまま放置すると、体温が急激に奪われてしまいます。
ただ暖かいだけでは不十分だ。
山を登り始めたとき、体がまだ冷えていて「とにかく温かさが欲しい」と感じる。
しかし、しばらく歩き続けると、体が熱くなり、額にじんわりと汗がにじんでくる。
「暑いからニットキャップを脱ぎたい」と思うけれど、外すと一瞬で汗が冷えて、今度は寒さが身に染みる。
「寒い→暑い→冷える」という繰り返しが、冬の行動における難しさの一因だった。
ウールのニットキャップを試してみると、暖かさは感じられるものの、汗をかいた際のムレが気になるところです。
フリースキャップは軽量で通気性に優れていますが、強風が吹くと急に冷たさを感じることがあります。
また、どんなキャップをかぶっていても、耳だけが冷えてしまうという問題がありました。
「耳が冷えている」
これは意外にも大きな問題でした。
寒さに耐えながら歩き続けていると、耳の感覚が次第に失われていく。
冷たさがじわじわと広がり、やがてそれは痛みに変わる。
しかし、一般的な耳当ては少し大げさで、別にイヤーウォーマーを持ち歩くのも面倒です。
耳までしっかり覆えるキャップがあればいいなと思って探してみたものの、重かったりシルエットが不格好だったりして、なかなかしっくりくるものが見つからなかった。
「それなら、自分たちで作るしかないね」
そこから、このキャップの開発がスタートしました。

【寒さを防ぎながら、動き続けるために】
このキャップで特に重視したのは、生地の選定です。
冬の山では、単に「暖かい」だけでは不十分です。適度な通気性があり、汗をかいても蒸れないことが非常に重要です。
「暖かいけれどムレない」「寒さを防ぎつつも熱がこもりすぎない」という相反する要素を両立させるために、何度も試作を重ねました。
最終的に選んだのは、グリッド構造のウール素材でした。
ウールは元々優れた調湿性を持ち、適度に湿気を放出しつつ、汗をかいても冷えにくい特性があります。
さらに、グリッド状の凹凸を持つことで、熱を適度に保持しつつ空気を通すことができ、動いている際の快適さを確保しています。
この素材を活用することで、寒さをしっかりと防ぎつつ、ムレを軽減することができました。
さらに、シルエットにも細心の注意を払いました。
耳当て付きのキャップは、どうしてもボリューム感が出やすく、「防寒用」といった印象を与えがちです。
このキャップは、すっきりとしたシルエットを保ちながら、耳をしっかりとカバーできるように設計されています。
フードやジャケットの下に着用しても邪魔にならず、ストレスフリーで快適に着られるように調整しました。

【これなら、冬の山でも快適に被れる】
こうして誕生したのが『Grid Merino Earmuff Cap』
冬の山では、頭と耳を冷やさず、なおかつ蒸れにくい。
ちょうど良い暖かさで、活動を続けることができる。
耳当てのボリュームを控えめにし、シンプルなシルエットに仕上げることで、フードやジャケットとも相性抜群です。
「これなら、冬の活動中でも快適に着用できます」
ようやく、その思いを形にすることができたキャップが完成しました。
寒さを気にせず、山の中を歩き続けたい方へ。
耳を冷やさず、かつムレることもなく、快適に着用できるキャップを。
そのような思いを込めて、『Grid Merino Earmuff Cap』を制作しました。
あなたの頭を優しく包み込みます

上記イラストはもちろんイメージです。
この製品を作るにあたり、頭〜耳〜後頭部にかけてすっぽりと覆ってくれて、まるで羊に優しく包み込まれているような、そんなキャップです。


被る方のヘッドサイズ(頭囲)よりも製品のサイズが大きい場合や風の影響を受けやすいシチュエーションでは後ろのプラスチックタブを引きゴムを引き締める事によりサイズ調整が可能です。

耳当て部分は深く広めにデザインしている為耳、後頭部、うなじまですっぽりと包んでくれます。

耳当て部分は本体部分の生地と表情が違いますが、これは生地を裏使い2つ折にして2枚仕立てで使用している為です。そうする事により、耳の部分に柔らかなフリース面が当たり、かつ1枚仕立ての頭部分よりも耳と後頭部を暖かく保つ事が出来ます。


シチュエーションごとに耳当て部分を操作する事にさまざまな被り方が出来ます。耳当て部分が必要ない時は上に折り返して。


同素材で作成している『Grid Merino Long Neck Gaiter』https://www.ridge-mountaingear.com/items/35540588と組み合わせればバラクラバの様にご使用いただけます。

生地の特性上この製品は完全な防風性はありません。冬場の行動時に使用する事を前提としています。頭部は程よく風を通し蒸れを逃しオーバーヒートを防ぎます。化繊のフリースの様な防風性はありません。予めご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

汗止め部分にはCOOLMAX®ファブリックを使用しています。
鹿の子状のポリエステル100%素材で吸水速乾性・UVカット(UPF 40+)の機能を兼ね備えています。

RIDGE MOUNTAIN GEARのメリノウール製品にはホワイトネームタグを使用しています。
Material
この製品はニュージーランド産100%メリノウール生地を使用しています。

メリノウール素材の特徴としては主に「高い保温性」「通気性の良さ」「調湿性」「高い防臭力(抗菌性)」「耐熱性」「UVカット」などが挙げられます。
RIDGE MOUNTAIN GEARが使用しているメリノウール天竺を生産しているREDA社は、イタリアで創業150年を越える老舗ウール生地メーカーです。
ニュージーランドにあるREDA社の広大な自社牧場で羊たちはのびのびと育てられています。



その羊の原毛をイタリアの自社工場で丁寧に原毛から糸、糸から生地へと編み立てています。

この製品にはウール本来の高機能(保温性、通気性、耐熱性、抗菌性、UVカット)に加えてREDA社の150年以上の経験と知識と技術を駆使したハイパフォーマンス素材、「REDA ACTIVE」を使用しています。
製品の特徴
1. 毛羽が少なくソフトな風合い
メリノウールは生地の元になっている糸の繊維の細さ(繊度)により様々なグレードに分類され、その繊度はμm(マイクロメートル)で表記されます。
今回Merino Basic Teeには 「Super 120’s」と表記される17.5μm(マイクロメートル)の非常に繊細な糸を使用し、ウール特有の「チクチク感」が極めて少ないソフトな風合いに仕上がっています。

表側は天竺状に編まれています。

内側はフリース状に起毛している為に暖かい空気をたくさん溜め込みます。かつグリッド状に編み上げられているのでグリッドの隙間から効率よく透湿します。保温性、透湿性に大変優れた高機能素材です。
【破裂強さ】
試験方法 : JIS L 1096 A法 → 332kPa
【ピリング】
試験方法 : JIS L 1076 A法 (ICI形法)5時間 → 4級
【保温性】
試験方法 : JIS L 1096 A法 保温性試験使用 保湿度20℃ 65%RH → 34.5%
【透湿度】
試験方法 : JIS L 1099 A-1法 → 259(g/m2・h)
2.ニュージーランドメリノを使用
ニュージーランド産のメリノウールを使用しているということは「ノンミュールジングウール」である証です。「ミュールジング」とは、羊へのウジ虫の寄生を防ぐために子羊のうちに臀部の皮膚と肉を切り取ることを言います。

なるべく多くの羊毛を採取するために品種改良されたメリノ種は皮膚面積が広く皮膚に深いシワがあるため、臀部や陰部のシワに糞尿が溜まりやすく、ウジ虫が繁殖しやすいのです。そうなると最悪の場合、ウジ虫に皮膚や肉を食べられ死に至るケースもあります。
それを防ぐ手段が「ミュールジング」ですが、無麻酔でかつ傷痕の治療も行われない場合もあります。
ニュージーランドではそんな残酷なミュールジングを2018年10月より禁止しました。ニュージーランドメリノを使用することは動物愛護に適したウール原料を使用することでもあるのです。
3.100%メリノウールでありながら洗濯可能。
数工程にわたる防縮加工が施され、洗濯後の生地収縮を極力防いでいます。
それでも天然繊維である以上、どうしてもある程度の収縮や斜行は発生いたします。より長く製品を使用していただく為に下記ケア方法を参考にしてください。
・洗濯はウール用洗剤をご使用ください。
・製品を裏返し洗濯用ネットに入れ、単体で洗濯してください。
・水温は40℃までを限度とし、熱湯での洗濯は避けてください。
・洗濯は強い水流を避け手洗いもしくは洗濯機ご使用の場合は「ドライコース」や「弱水流コース」で行ってください。
・タンブラー乾燥は絶対に避けてください。
・脱水後は形を整えて陰干しをお勧めいたします。
・長い期間着用しない場合はしっかりと汚れを落とした状態で防虫剤と一緒に保管してください。
メリノウール との出会い
昨今ではアウトドア製品にとどまらず日常着にも使用されることが多くなったメリノウールですが、僕自身がメリノウール製品の良さを知ったのは2015年の夏の終わりに北アルプスを7日間かけて縦走したときでした。
その縦走には特殊な防臭加工が施された100%ポリエステルのTシャツとメリノウール製のTシャツを持って行き、1日毎に順番に着比べましたが100%メリノウールのTシャツの方が断然に気持ち良かったのです。

メリノウールの良さをとくに実感できたのが防臭力と高い保温性でした。100%ポリエステルのTシャツは2日目くらいから臭いが気になり始め、停滞時の汗冷えもありましたがメリノウールのTシャツはそれを殆ど感じませんでした。その時から連泊で山に出かける際には必ずメリノウールのTシャツを着るようになりました。



2017年秋にジョン・ミューア・トレイルを14日間約340km程歩いたときはメリノウールを持っていきました。2着をローテーションで着まわしながら、時には川で洗濯をしつつ着用していましたが、終始快適に過ごせたことを憶えています。
とくに1日中歩いてテントを設営してから寝巻きとなるメリノウール製のベースレイヤーに着替えた時の爽快感や安心感は格別でした。
Spec
素材 : ウール 100%(メリノウール)270/㎡、汗止め部分 ポリエステル100%
サイズ : ワンサイズ
深さ 約17.5cm(平置き時)、ヒサシ長さ 約6cm、頭周り約61cm(ゴムにより調整可能)
※製品の上がりサイズは±1cm程誤差がある場合がございます。予めご了承くださいませ。
天竺素材の為、被っていただきますと多少広がります。
重量 : 約62g
生産国 : 日本
生産者 : 香川県観音寺市 株式会社島田

Color
カラーは「Heather Grey」、「Black」、「Charcoal」、「Indigo」の4カラーです。

Heather Grey

Indigo

Charcoal

Black
Size Chart
※製品の上がりサイズは±1cm程誤差がある場合がございます。予めご了承くださいませ。
実際に被ってご使用いただいておりますと多少広がります。

Repair
RIDGE MOUNTAIN GEARメリノ製品の使用上の穴あきなどに関しましては提携修理工場様にて、しっかりとリペアさせていただきます。


今回は2cmほどの引っ掛け穴あきのリペア例をBefore、Afterでご紹介させていただきます。
遠目で見るとそれほど目立たなく穴が塞がっています。
患部の「キワ」の部分に多少の引っ張りが起きます。
2cmほどの穴あきに対しては2,000円(送料別)程のリペア代、2週間程のリペア期間がかかります。
穴の大きさにより金額は変化いたしますのでリペアをご希望の方はWebStoreの「CONTACT」よりお問い合わせをお願いいたします。
Collaborateur
Collaborateurではその製品を生産してくださる方たちを紹介しています。

RIDGE MOUNTAIN GEARの帽子類を一手に引き受けていただいているのは株式会社島田さん。
株式会社島田さんは香川県観音寺市豊浜町にあります。
昭和10年に創立。麦わら帽子の製作からスタートし、職人の手仕事による帽子づくりにこだわり続けてきた帽子メーカーさんです。

「帽子」と言っても、その仕様はさまざまです。島田さんでは、CAD-CAM(計算機支援設計)と金型の2つの裁断方法を導入し、商品に適した方法を選んで製作しています。また、この2つの方法で対応できない製品や小ロットの製作では、職人が個別に型を起こして裁断することも。常に帽子と、お客様にとってのベストな方法を選びながら作業を進めていきます。

縫製を担当するのは、当社がこだわり続けてきたメイド・イン・ジャパンの帽子づくりを支える、経験豊富な職人。素材や用途・仕上がりに合わせて伸縮性の異なる本縫いと環縫いを使い分けるなど、常に高いレベルで安定した品質を保てるよう、これまでの経験、そこから得た知識・技術を注ぎ込み、一点一点心を込めて縫製しています。

アパレル(洋服)の縫製では、縫い代1cm〜2cm程度が一般的なのに対し、帽子の縫い代は通常4mm程度。帽子の縫い代はとても小さいため、縫製の際には高い精度が求められます。

しかし、縫い代が小さいということは、それだけ仕上がりのバラつきが軽減できるということ。そのため、帽子製作は手作業ながら個体差が少なく、ほとんど同じ製品を製作することが可能です。


海と山に囲まれたのどかな地、「うどん県」豊浜町から世界へ。

どこにも真似できないレベル・技術・発想で、自分自身が「使いたい」と思う商品を作ることが、島田さんの目標であり、基本理念。また、製品づくりを通じて、これまでひたすら裏方に徹し、日本のものづくりを支えてきた「田舎の職人さん」たちを、どんどん表舞台へ連れ出すことができれば……と。

「日本で考え、日本で作る。そんな「オールメイドインジャパン」の製品を、ここ豊浜町から日本中、世界中に発信していきたいという想いを胸に。技術、知識、経験、心、すべてを惜しみなく注いで、これからも質の高い製品を作り続けてまいります」
そんな職人さんたちによってRIDGE MOUNTAIN GEARの帽子類は作られています。


株式会社島田はメイドインジャパンにこだわり丁寧なものづくり精神による良質な帽子を提供する帽子メーカーです。もともとは家族経営で農作業用の麦わら帽子を製造販売していた会社が始まり。

あるとき現在の経営者、宝田和久が家業を継ぐことになった数年後・・・たまたま四国八十八ヶ所巡りをしていた大阪の帽子屋の某社長がナビを見ながら迷い込んでくる。それをきっかけに農作業用の麦わら帽子事業縮小のなかファッションの世界へ試みる為某社長の帽子会社にて半年間ほど修行。その後 現在の事業形態が始まる・・・

創業時麦わらから始まったこともあり日本国内でも希少な経験と技術、設備などを持ち、さらに現在はフェルトの型入れから布帛生地縫製など幅広く進化しクオリティーの高いメイドインジャパンにこだわるブランドからのオファーが主軸となっている。
島田では何処にもまねできないようなレベルの高い技術、創意工夫、自分自身が使ってみたい商品作りを目標に他にないもの、日本国内はもとより世界の人が欲しいと思う商品を作っていきたい。
今まで裏を支えるイメージの”田舎の職人さん”にもフォーカスを当ててもらえるよう表舞台に出していってあげれたら、と思っています。
そして海と山に囲まれている、のどかな地”うどん県”豊浜町から日本で考え日本で作る、オールメイドインジャパンの製品を世界へ発信していきたいという思いを胸に日々気持ちを込めてクオリティーの高い製品を作り続けてまいります。
株式会社島田
〒769-1603
香川県観音寺市豊浜町和田乙1876-1
https://www.shimada-oem.com/
Attention
当製品のケアは下記を注意していただきますと長くご使用いただけます。
・洗濯はウール用洗剤をご使用ください。
・製品を裏返し洗濯用ネットに入れ、単体で洗濯してください。
・水温は40℃までを限度とし、熱湯での洗濯は避けてください。
・洗濯は強い水流を避け手洗いもしくは洗濯機ご使用の場合は「ドライコース」や「弱水流コース」で行ってください。
・タンブラー乾燥は絶対に避けてください。
・脱水後は形を整えて陰干しをお勧めいたします。
・長い期間着用しない場合はしっかりと汚れを落とした状態で防虫剤と一緒に保管してください。
Regarding Delivery

こちらの製品は「ゆうパケット」にて発送させていただきます。
日時指定はお受けできませんので予めご了承くださいませ。
予約販売を除き、ご注文、決済完了から2〜3日以内に発送いたします。(※土日祝は発送を行なっておりません)
発送完了から2〜3日以内にご自宅のポストに投函されます。
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If you wish, please contact us by e-mail to the following address.
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