Stuff Sack
¥7,900
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Introduction
ハイキングやアウトドアでのパッキングに欠かせないスタッフサック。僕がハイキングを始めたのは2010年のことです。当時、スタッフサックはほとんどがシルナイロン製で、その軽量性と防水性は理想的でした。また、バックパックの中で滑りやすい特性は、効率的なパッキングにおいてもメリットがあると言えます。しかし、私にとってその「滑りやすさ」は、荷物が固定されず整理が崩れてしまうため、使いづらさを感じる要因でもありました。
自分にぴったりの素材を探していた時、「Dyneema® Composite Fabric」という素材に出会いました。この素材は当時の市場ではほとんど見かけることがなかったのですが、MYOG(Make Your Own Gear)界隈ではすでに注目を集め、定番の存在となっていました。その評判に惹かれ、2018年にこの素材を使って初めてスタッフサックを自作することに決めました。
フィールドで実際に使用してみた瞬間、その性能に驚かされました。「Dyneema® Composite Fabric」はシルナイロンに比べて滑りにくく、バックパック内で荷物をしっかりと固定してくれます。このおかげで、パッキングが格段に快適になり、荷物を取り出す際のストレスも大幅に軽減されました。さらに、この素材は軽量でありながら耐久性にも優れており、摩耗や破れに強く、アウトドアの厳しい環境にも耐えることができました。
使い込むうちに、素材が持つ経年変化の魅力に気づくようになりました。シワが増え、柔らかさが増し、手に馴染む独特の風合いへと変わっていく過程は、自分だけのギアを育てる楽しさを与えてくれます。
やっぱり良かったCT2K18という厚み
RIDGE MOUNTAIN GEARの「Stuff Sack」は、長年にわたりCT2K18(32.6g/㎡)という厚手のDyneema® Composite Fabricを使用してきました。この素材は、優れた耐久性と適度な厚みを兼ね備えており、アウトドアギアとして理想的なバランスを提供しています。しかし、2023年の製品では、CT2E08(25.4g/㎡)というやや薄手のDyneema® Composite Fabricを採用しました。この素材は華やかな展開色が魅力で、軽量性をさらに追求していますが、強度や使用感に関してはCT2K18ほどの安定感がないと感じました。
CT2E08を使用した製品をフィールドで試した結果、「Stuff Sack」というギアには、やはりCT2K18の厚みが最適であることを再確認しました。この素材は、ハイキングやアウトドアシーンで求められる耐久性と使いやすさを兼ね備えています。荷物をしっかりと保護しつつ、適度な厚みがあるため、手触りや取り扱いにおいてもストレスを軽減してくれるのが特長です。
Design
本体内部の口元側面には、幅1.5cm、長さ約55cmのナイロンテープが収納されています。このテープは普段、ポーチ内部にすっきりと収まり、必要な時に簡単に取り出すことができます。長さの調整はできませんが、そのシンプルな構造により、さまざまな用途で活用することが可能です。
このナイロンテープは、ハンドストラップやショルダーストラップとして使用できるように設計されており、荷物の持ち運びに柔軟性を提供します。例えば、軽い荷物を持つ際には手首に掛けてハンドストラップとして利用したり、肩に掛けてショルダーストラップとして使用することで、両手を自由に使えるため、アウトドアや移動中に非常に便利です。
このストラップの取り出し方や使い方は非常に直感的で、シンプルなデザインが使い手の創意工夫を引き立てます。収納時にはポーチ内部に目立たず収まり、持ち運びの際にも邪魔にならないため、不要なときでもストラップが煩わしさを感じさせることはありません。
「Stuff Sack」は、ハイキングの際に必要な荷物をコンパクトにまとめて持ち運ぶのに最適なアイテムです。また、帰り道に温泉や銭湯に立ち寄る際には、取り外し可能なストラップを利用してミニショルダーバッグとしても活用できます。
ハイキングの際には、バックパック内の荷物を整理するための便利な収納ツールとして活躍します。軽量で耐久性に優れた設計のおかげで、長時間の移動でも負担を感じることはありません。また、温泉に立ち寄る際には、必要最低限の持ち物を入れてミニショルダーバッグとして使用することで、軽快に荷物を持ち運ぶことができます。
「Stuff Sack」は、耐荷重1.5kgを想定して設計されています。それ以上の荷物を入れてご使用いただくと、縫製部分に過度な負荷がかかり、損傷する可能性がございます。そのため、製品の特性を最大限に活かし、長くご愛用いただくためにも、耐荷重を守ってのご使用をお願いいたします。
「Stuff Sack」は、ハイキング後の汚れたスニーカーを収納するのに非常に便利です。特に泥や砂で汚れた靴をそのまま他の荷物と一緒に入れるのは気になるところですが、このスタッフサックを使えば、簡単にスニーカーを収納でき、バックパックや車内を清潔に保つことができます。
上の画像は「HOKA ONE ONE SPEEDGOAT GTX」28cmを収納した例ですが、余裕を持って収まるサイズ感です。ただし、ローカットのスニーカーに限る点にご注意ください。ミッドカット以上の靴の場合、収納が難しい可能性があります。
さらに、Dyneema® Composite Fabricの防水性により、汚れや水分の浸透を防ぐことができるため、濡れた靴を収納する際にも安心してご使用いただけます。ただし、縫い目部分にはシーム処理が施されていないため、完全な防水性はありません。濡れた靴を入れる際には、必要に応じて追加の防水対策を検討されることをお勧めします。
Stuff Sack + Waffle Towel
「Stuff Sack」は、衣類などの柔らかい荷物を詰めることで、枕としてもお使いいただける多用途アイテムです。特にキャンプやハイキング中の宿泊時には、荷物を整理しながら快適な睡眠環境を整えることができます。
使用方法は簡単。Stuff Sackに衣類などの柔らかい荷物を入れ、さらに「Waffle Towel」を外側に巻くだけで、簡易的ながらも快適な枕が完成します。「Waffle Towel」の柔らかな肌触りが、直接肌に触れる部分をより心地よいものにし、リラックスした休息をサポートします。
「Stuff Sack」は、「RIDGE MOUNTAIN GEAR aLOKSAK XXS」に収納してお届けいたします。このaLOKSAK XXSは、防水性と耐久性を兼ね備えた小型の収納袋で、さまざまなシーンで活躍するアイテムです。ただし、単体での販売は行っておりませんので、ご了承ください。
お届け後は、このaLOKSAK XXSを温泉や旅行時の携帯用化粧品入れとしてご利用いただくのはもちろん、緊急時用のエマージェンシーキットを収納するケースとしてもおすすめです。また、ウォレットとしても非常に便利で、現金やカードをコンパクトに持ち運ぶ際にも役立ちます。
「Stuff Sack」は、ハイキングの際に荷物をコンパクトにまとめるための信頼できる収納ツールとしてご利用いただけます。また、帰り道に温泉や銭湯に立ち寄る際には、そのままミニショルダーバッグとしても活用できます。
ハイキング中には、バックパック内の荷物を整理するためのスタッフサックとしてご利用いただけます。軽量で耐久性に優れた設計が、移動時のストレスを軽減します。特に、Dyneema® Composite Fabricの防水性が、急な天候の変化や湿気から中身をしっかりと守ってくれるので、安心してお使いいただけます。
温泉や銭湯に行く際には、スタッフサックに必要な小物を入れておき、中に収納されたストラップを引き出すだけでミニショルダーバッグに早変わりします。タオルや財布、スマートフォンなどを手軽に持ち運べるため、リュックを置いたままでも安心して温泉を楽しむことができます。
Material
素材には「Dyneema®CT2K18」を使用しています。
この素材は表面ポリエステルフィルムコーティング+中間層0°/90° UHMWPE(※1) ファイバー+裏面ポリエステルフィルムコーティングにて構成されています。軽量でありながら耐久性、防水性(耐水圧20,000mm)に大変優れた素材です。
(※1)UHMWPEとは、Ultra High Molecular Weight Polyethyleneの略称で、超高分子量ポリエチレンを示します。超高分子量ポリエチレンは、平均分子量が100万以上で、滑り性、耐摩耗性に優れ、高強度を有するエンプラに分類されるポリエチレンのことです。
Spec
素材 : ポリエチレン100% Dyneema® CT2K.18 (32.6/㎡、1.0oz)
表面 : ポリエステルコーティング
中間層 : ポリエチレン繊維(UHMWPE ファイバー)
裏面 : ポリエステルコーティング
サイズ : 縦34.5cm×横29.5cm×底のマチ奥行き12cm、容量約8ℓ
重量 : 約25g
生産国 : 日本
生産者 : 茨城県神栖市 有限会社内野
Color
※商品のカラーについて
製品画像はできる限り実物の色に近づけるよう努めておりますが、閲覧環境やモニター設定により、実際の色合いと異なる場合がございます。
また、生地の質感や光沢感も画面上で完全に再現することは難しい点、あらかじめご了承ください。
Nickel Grey
Deep Black
Amber Glow
Jade Leaf
Copper Clay
Deep Lagoon
日本でのカラープリント
RIDGE MOUNTAIN GEARの『Stuff Sack』にはDyneema® Composite Fabricという素材を使用しています。その色をオリジナル色でプリントしたい場合、これまではアメリカのRipstop By The Rollに頼りきりでした。
これを日本国内でプリントできないかと思い立ち、いつも大変お世話になっているDyneema®の日本正規代理店である瀧定名古屋さんに相談しました。そして、実際にプリントを行っていただく三菱王子紙販売株式会社様との試行錯誤の末、そのプリントが実現しました。
おそらく、Dyneema® Composite Fabricのロール単位でのカラープリントは、日本国内で初めての事例だと思います。※2024年5月末時点
今回、その技術がどのようなものかを実際に見せていただくべく、三菱王子紙販売株式会社様を訪れました。企業秘密が多く含まれるため、動画はNGでしたが、許可をいただいた範囲での撮影・取材を行いました。
Dyneema® Composite Fabricという素材を知っている方ならば、このツルツルとした面にどのように染料を安定して乗せるのか疑問に思うでしょう。僕もそうでした。
実際にそのプリントを拝見し、技術の説明をいただきました。プリント自体は非常にシビアで、速度は非常にゆっくりであり、適度なテンションをかけながらシワが入らないように常に生地から目を離さず手で調整を行いながらプリントしていきます。
Dyneema® Composite Fabricは高温に弱いため、温度調整も非常に難しいとのことです。詳しいプリント時間も企業秘密ですが、一反36mに数時間を要します。
※ご注意ください
この製品は、「Nickel Grey」以外のカラーには、特殊な技術を用いてオリジナルカラーのプリントが施されています。そのため、プリントの性質上、生地の表面に微量の染料が残る場合がございます。プリント後には生地表面の染料を拭き取る作業を行っていますが、完全に除去することが難しいケースもあります。
通常のご使用において色移りの心配はございませんが、湿った状態で強い摩擦が加わると、生地に残った染料が他の物に移る可能性がございます。お取り扱いにはご注意くださいますようお願い申し上げます。
Size Guide
使用過程での縮みについて
ダイニーマ® コンポジット ファブリック(DCF)は、使用環境や条件によってわずかな縮みが発生することがあります。特に高温や高湿度の状況下での使用や保管により、数パーセント程度の縮みが報告されています。具体的な縮み率は使用状況や環境条件によって異なりますが、一般的には1~3%程度とされています。
縮みの原因
熱収縮性:ダイニーマ®(UHMWPE)は、熱に弱い特性を持ち、約60℃以上の温度で徐々に収縮が始まります。そのため、直射日光の下に長時間放置したり、熱にさらされる状況では収縮や変形が起こりやすくなります。
内部テンション:ダイニーマ® コンポジット ファブリックは、複数の層をラミネートしているため、経年劣化や使用時のストレスで内部のテンションが変化し、生地全体が縮むことがあります。
水分と湿気:DCF自体は撥水性が高く水を吸収しませんが、長時間の湿気や雨天時の使用の後、乾燥時にわずかな縮みが発生することがあります。これは、生地が内部のテンションを再調整するために起こる現象です。
縮みを防ぐための対策
高温にさらさない:直射日光の下や、車内などの高温になる場所にはできるだけ置かないようにしましょう。
正しい収納方法:使用後はしっかり乾燥させてから、適度に折りたたんで保管するのが理想的です。無理に圧縮して収納すると、内部のテンションがかかり縮みやすくなります。
使用後のケア:濡れた状態で長時間放置すると縮みや劣化の原因となるため、濡れた場合は早めに乾かしてください。
Attention
・耐荷重は1.5kg程を想定しています。それ以上の荷物を入れて使用いたしますと縫製部分が損傷する場合がございます。
・ライターやガスストーブ、焚き火等の火には近づけないでください。
Regarding Delivery
こちらの製品は「ゆうパケット」にて発送させていただきます。
日時指定はお受けできませんので予めご了承くださいませ。
予約販売を除き、ご注文、決済完了から2〜3日以内に発送いたします。(※土日祝は発送を行なっておりません)
発送完了から2〜3日以内にご自宅のポストに投函されます。
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info@ridge-mg.com
Returns & Exchanges
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