2026/10/01 16:50
稜線が近づいてきた。あたりは相変わらずガスの中だけれど、ときどき切れ間から日差しが降り注ぐ。陽が出ると暖かい。登り続けていることもあって、身体もだいぶ熱くなってきた。

Seion Hoodieの袖をまくって調整していたけれど、そろそろ脱ぎどき。汗をかきすぎる前に足を止めて、Nylashi Shirtに着替える。昨日のテント場で干していた、あのシャツ。

暑い日にシャツを着て歩いていると、汗で濡れた生地が背中やお腹に張りついて、つい手で引っ張って離したくなることがあります。あの感じが少ないのは、地味だけれどかなり嬉しい。乾いているときの肌触りも大切ですが、山で着るなら、汗をかいたあとにどう感じるかも気になります。
Nylashi Shirtは、濡れても重たく感じにくく、乾くのも早い。以前、南伊豆で試したときには、手洗いして絞り、車内のハンガーにかけておいたら15分ほどで乾いてしまった。もちろん気温や湿度などの条件にもよりますが、あのときは「もう乾いたの?」と、思わず確かめたくなる早さでした。
着替えを何枚も持っていくわけではないので、乾きが早いと助かる。昨日のようにテント場で干して、また次の日に着る。着ている間の快適さだけでなく、着終わってからの扱いやすさも、山へ持っていく服には欲しいところです。
荷物の重さを考えて服を選ぶときは、どうしても何グラムかが気になる。僕ももちろん気にします。でも、背負っているときに軽いだけではなく、汗をかきながら着ているときにも気持ちよくあってほしい。Nylashi Shirtは、その両方を大切にしたシャツです。

着替えを終えて、また歩き始める。さっきまでは日差しが戻るたびに暑さが気になっていたけれど、今度はもう少し晴れていてほしい。撮影もしたいし、せっかくここまで登ってきたのだから、景色も見たい。
ガスの切れ間を待ちつつ登っていきます。


