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2026/06/01 17:38

RIDGE MOUNTAIN GEARは、ただ製品をつくって販売するだけのブランドではない。僕は、そう思っています。

ひとつの製品ができあがるまでには、必ずその奥に現場があり、人がいて、手があり、長い時間の積み重ねがあります。

生地をつくる人。裁断する人。縫う人。仕上げる人。検品する人。そのひとつひとつの仕事が重なり、ようやくひとつの道具として、誰かの手元へ届いていきます。

僕は昔から、日本各地にあるものづくりの現場に強く惹かれてきました。大きな声で語られることは少ないけれど、そこには確かな技術があり、誇りがあり、日々淡々と手を動かし続けてきた人たちの時間があります。

今回、RIDGE MOUNTAIN GEARの製品生産を初めてお願いすることになった佐藤繊維様を訪ね、取材動画を撮影しました。今回の製品づくり、そしてこの動画は、YAMAPさんとの協業によって実現したものです。

生産現場は、普段なかなか表に出る場所ではありません。公開することには、いろいろな考え方や事情もあると思います。

それでも僕は、そうした場所に流れている空気に、どうしても心を動かされます。機械の音。手を動かす姿。素材に向き合う目線。長い時間をかけて培われてきた技術。

そこには、簡単には言葉にできない美しさがあります。

製品だけを見ていると、ものはどうしても完成した状態で存在しているように見えます。でも本当は、その奥に必ず風景があります。人の手があります。時間があります。そして、ものづくりに向き合う静かな熱があります。

RIDGE MOUNTAIN GEARの製品を使ってくださる皆さんにも、少しだけ想像してもらえたら嬉しいです。

「これは、どんな場所でつくられているのだろう」

「どんな人の手を通って、自分のところに届いたのだろう」

そんなふうに、製品の奥にある景色まで感じてもらえたら、僕にとってこれ以上嬉しいことはありません。

日本の生産現場のことを、もっと知ってほしい。そこで日々手を動かしている人たちの仕事を、もっと伝えたい。でも同時に、それはつくり手側のエゴなのかもしれないとも思います。

製品は、使ってもらってこそ意味があります。きちんと役に立って、気に入ってもらえて、日々の中で自然に使ってもらえたら、それだけで十分なのかもしれません。

それでも僕は、製品だけがぽつんと単体で存在しているとは、どうしても思えません。その奥には、必ず誰かの仕事があります。誰かの手があります。誰かが積み重ねてきた時間があります。

RIDGE MOUNTAIN GEARも、もともとは僕ひとりでミシンを踏むところから始まりました。だからこそ、実際に手を動かしている現場に、自然と気持ちが向いてしまうのだと思います。

製品そのものだけでなく、そこに至るまでの場所や手仕事のことも、少しずつ伝えていきたい。

今回の動画は、そんな想いで制作しました。

ぜひご覧ください

ムービーはコチラ

Location : 山形県寒河江市
Season : 2026年2月

Movie Director : YooHooHike

Facilitator : RIDGE MOUNTAIN GEAR