2025/05/15 11:08
足元に積もった落ち葉を踏みしめながら、そよ風に揺れる新緑の木々を抜けると、ちょうどハンモックを張るのにぴったりな木の隙間を見つけた。
木漏れ日が暖かい。ほのかな樹の香りと少しひんやりとした風が心地よい。ハンモックにしばらく揺られて目を閉じれば、日常の喧騒は遠くへ。
静かな森の中、そばを流れる川のせせらぎ、風に揺れる草のざわめき、池を泳ぐ鴨の水かきの音まで聞こえてきそう。
そんな静けさにぴったりなのはやっぱりアルコールストーブ。
『AFTERNOON COFFEE STOVE SET』を取り出す。
まるでおままごとの道具のようなそのアルコールストーブは、シンプルなパーツが直感的に組み立てられる。ほんのひと握りの燃料をセットすると、軽やかな炎が柔らかく立ち上り、コーヒー1杯分に必要なお湯だけを静かに沸かしてくれる。
陽も傾きそろそろ肌寒くなってきた。さてどうしようか。
