RIDGE MOUNTAIN GEAR

2018/04/08 06:47

2017年12月から2018年3月迄「See You Again Next Spring」
というTシャツを販売させていただきました。
これは熊が冬眠している間に熊の為に何かい良い事が出来たらなと思い立ち販売させていただいた物です。

僕は今まで山を歩いてきたけれど熊に遭遇した事は無いしそれどころか見かけたこともありません。
ニュースでは良く「熊被害」という文字を目にします。
実際に被害に遭われた方の事を思うと胸が痛いです。
しかし熊だってきっと無闇に人なんか襲いたくはないと思います。
人と熊がバランス良く共存できたらいいだろうなと僕は良く考えます。

しかしその為に実際に僕自身が直接活動するのはとても大変だし労力がいるだろうと思いました。
ならばそのような活動をしている方々達に対して少しでも協力が出来ないかと考えました。
自分が出来る事は皆に知ってもらう事。そして製品を作り販売し、賛同いただける方に少しずつ協力してもらう事でした。
「See You Again Next Spring」の売り上げの10%を人間と熊との共存を目的に役立たせて頂きます。
今回は皆様のご協力のもと総数393枚販売させていただく事ができました。
その売り上げの10%の¥125,760円を「日本クマネットワーク(JBN)」のオンライン寄付「Give One」にて寄付させていただきました。

今回の寄付させていただきましたプロジェクトについて説明させていただきます。

「四国のツキノワグマが絶滅危機って知っていますか?」

四国はツキノワグマの暮らす世界で一番小さな島。その四国のツキノワグマの生息確認数はわずか十数頭で絶滅の危機に瀕しています。クマは森林生態系のシンボル。時に痛ましい人身事故も起きますが,本来はおとなしい動物です。正確な現状把握と積極的な普及啓発により,この危機的状況を社会に広く認識してもらい,保全活動に対する支援者を増やすことで,保全プロジェクト立ち上げを促す流れを作ります。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
四国のツキノワグマは,ここ数年間で生息確認数がわずか十数頭,今から20年後の絶滅確率が62%と極めて危機的状況にあります。2012年に環境省は,九州地方のツキノワグマの絶滅を発表しました。これに続いて四国のツキノワグマまで絶滅させることだけはなんとしても避ける必要があります。しかしこの厳しい状況は社会に広く認識されておらず,保護に関する関心が低いのが現状です。日本クマネットワーク(JBN)は,高い専門性を活かした現地調査によって正確な現状を明らかにするとともに,現状と問題の大きさについて徳島県・高知県の生息地周辺市町村,四国全域,全国,そして世界に向けて発信します。そして,四国のツキノワグマ保全に対する理解者・支援者を増やし,保全活動推進に向けた世論の醸成を目指します。

【解決する方法】
痕跡調査,自動撮影などの現地調査,DNA解析を併用して分布域や生息数,繁殖実態を明らかにします。また,その成果を元に,様々な地域・年齢層の対象に向けた普及啓発活動や人とクマとの共生に向けた活動を行います。

【プロジェクトのもたらす長期的成果】
四国のクマを絶滅から救うには,世論が高まり,環境省や林野庁,徳島県,高知県,そして関係市町村や関係団体が協働して,保全プロジェクトを進めていくことが不可欠です。JBNは,保全プロジェクトの立ち上げを推進し,立ち上げ後の支援も行います.このプロジェクトはそのキックオフとして,社会からの関心が低い現状をまず変えることを目標としています。

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】
四国の山を歩き,数は少ないながら,尾根沿いわずかに残された天然林にはまだ確実にツキノワグマが生息していることが分かりました。今,すぐ動けば,まだ間に合うと信じています。ご支援お願いいたします。

【寄付によって達成できること】
10万円あれば,現地調査1パーティの派遣,または普及啓発イベント1件を実施できます。
100万円あれば,普及啓発のためのクマのトランク・キットを生息情報のある複数の市町村に贈呈できます。
500万円あれば,現地で調査や普及啓発を行うスタッフを通年雇用できます。

以上、今回支援させていただきましたプロジェクトページ
http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10533
より引用させていただきました。

普段歩かせてもらっている山。そこで暮らす生物の為に皆で少しでも何か良い事が出来たら良いですよね。

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